この「人間豹」まではとっくに読み終わっているのですが、ずっと読書が止まってしまっています。少し古い時代の怪奇譚、という趣の作品。今ちょっと乱歩モードに戻れずにいます。
『報復』は現代物ですが、これもまたエゲツナイ連続殺人者の話なので、なかなか乗れないですね。それに、容疑者として逮捕された男と、主人公の女性検事補(過去にその容疑者に暴行された経緯がある)が対決するまでの運びが長すぎ。というか、半分まできたところで、ようやく対決することを決意したわけで、展開がまどろっこしい。逮捕された男も、本当に連続殺人犯かどうか疑問をはさみながら読んでいるので、早く対決場面になってくれ!という状態です。だったら早く読め!……って? それもそうだ(^^;
ツンドク本解消の道は果てしなく遠いようであるぅ〜(^^;
気を取り直して、一般の小説とは違うジャンル(学習書のたぐい)も付け加えてみました。ほんの思いつき。ますます計画倒れに終わるかも…? 千里の道も一歩から〜

2002年W杯をきっかけにサッカーファンになった私。その後買い求めた、『28年目のハーフタイム』('97刊)、『決戦前夜』('98刊)、『惨敗』('00刊)の金子達仁3部作(3冊手元にあるってだけの意味です)がまだ未読。
3ヵ月後にドイツW杯を控え、『惨敗』なんて題名の本を読むのもどうかと思うけど、今度のW杯前に読まなければ永遠に読まなくなりそうなので、順番に読んでいこうかと思います。発刊順に、まずは『28年目のハーフタイム』からですね〜。内容は…アトランタ五輪の日本代表。うはぁ、古っ! 特にサッカーファンでなかったこのとき、サッカーの試合を見てたか見てないか、記憶ありません。本を読んだら、何か思い出すかなぁ…?
奥田英朗の作品、好きですね。これまで、『最悪』『邪魔』『イン・ザ・プール』『マドンナ』『真夜中のマーチ』『東京物語』『空中ブランコ』と読んできて、今度の『サウスバウンド』が8冊目。
『最悪』『邪魔』に出てくるような“身体的苦痛描写”は苦手なのですが、置かれた状況に翻弄されて、やけくそ気味に転げ落ちていってしまう人生、ひょっとすると自分だって…と思ってしまう面白さがありました。
『イン・ザ・プール』と『空中ブランコ』は、超おデブのとんでも精神科医・伊良部が、常人とは思えぬ治療法で訪れた患者を治してしまうお笑いファンタジー(?)。実際にはあり得ないキャラクターですが、気の病、「こんなんで治っちゃうんだ!」という不思議なことは実生活にもある気がしますね。爆笑の短編集、どちらかと言えば『空中ブランコ』のほうが面白かったかな。しんみりする箇所もあった気がします。
『マドンナ』は過去の読書メモ(満足度を△○◎
で表わしたもの)によると◎なのですが、なぜか記憶が飛んでいます。Amazon.com のサイトを見て、“中年サラリーマンが主人公の短編集”とわかったけれど、それでも思い出せないのは、自分が主人公と違って女性だからでしょうか? タイトルは“マドンナ”なんですけどね(笑) 『真夜中のマーチ』は、ちょっと物足りなくて△かな。一番好きなのは『東京物語』♪ 奥田氏の青春時代(大学生〜新米サラリーマン時代)をベースにしたと思われる連作短編集で、自分自身、奥田氏と同世代の地方からの上京組、舞台となっている御茶ノ水界隈にもなじみがあり、運動部出身ゆえ、男っぽい言葉遣いの女子学生にも違和感がないときては、共感を覚えずにはいられません。この本も図書館で借りて読んだのですが、文庫化を機に買っちゃいました。
そして今読んでいる『サウスバウンド』、かなり面白いです! かつてバリバリの学生運動家だった父を持つ息子が主人公の、波乱ぶくみな物語。感想はのちほど(^^)




